日本が世界に誇るスポーツカー、GT-R。
今や世界最速のクルマの一つといってもいいGT-Rの歴史をご紹介しますです!
初代 PGC10/KPGC10
記念すべき初代GT-R。Rの歴史はここから始まった!
俗にいう「ハコスカ」です。
デビューは1969年2月。日産のレーシングカーであるR380に搭載された直列6気筒4バルブDOHC2000cc エンジンをベースに開発されたS20型エンジンを搭載。
レーシング用のエンジンを市販車に載せちゃうという暴挙ゆえ、当時は「値段の半分はエンジン」と言われました。
国内レース50勝の記録を打ち立てました。
2代目 KPGC110
通称「ケンメリGT-R」。
初代のハコスカから受け継いだS20エンジンが排ガス規制をクリアできなかったため、販売期間はたったの4ヶ月間で終了。僅か197台しか生産されませんでした。
故に「幻のGT-R」と言われます。まだ実物見たことないです。
通常のケンメリから、GT-R化に伴いブラック調グリルやオーバーフェンダー、リアスポイラーを装着。迫力のあるクルマです(でも実物みたことない)。
3代目 BNR32
ケンメリ以降16年間GT-Rの名前をニッサンは封印し続けていました。
満を持して1989年に登場したのがこちらのR32 GT-R。
レース用に開発された名機RB26DETTを搭載し、FRベースの画期的な可変4WDシステム・アテーサE-TS(ざっくり言うと、基本はFRなのに駆動力が必要なときは4WDとして動いてくれるハイテクシステム)、更には4輪操舵のスーパーハイキャス(後輪まで切れてしまいます)を搭載。
技術大国日本のハイテクから生み出されるのは、まさしく異次元の走行性能!
レースではまさに無敵。あまりの常勝っぷりにグループAはGT-Rのワンメイク化してしまったほど。
バブル期と重なったこともあって、市井のチューンドも加熱し、どこまでもパワーアップできるRB26DETTエンジンゆえに1000馬力超のモンスターマシンまで登場しました。
兎にも角にも時代を象徴した超超傑作車。筆者にとっても「GT-R」といえばR32の印象があまりに鮮烈です。
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