「人類が手にした最初の道具」
人類は石器時代からナイフを使い続けてきました。
その歴史は、ざっと300万年以上!
人類がその叡智を進化させてきたその裏には、ナイフという道具があったといっても過言ではないでしょう。
切る、突く、剥ぐ、割る、、、、
シンプルな道具であるナイフだからこそ、ありとあらゆる用途に用いることができます。
もしあなたが無人島に放り出されたら、災害で何もかも失ってしまったとしたら。
そのときまず手にすべきはナイフであるはずです。
それは人が生きるための術を与えてくれる万能のツールです。
今ではナイフは危ないということでなかなか持たせてもらえませんが、かつては子どもたちが遊びの中でナイフの使い方を覚えていきました。
科学技術が進化し、普段の生活に何不自由ない現代だからこそ、今一度このシンプルにして最高のツールの価値を見直すべきときだと思います。
タクティカルナイフ7選
今回は、ナイフの中でも軍用、警察用に使われる、代表的なタクティカルナイフをご紹介します。
「武器」というよりも、過酷な環境下で生き延びるための道具です。
男であれば、一本や二本、いや全部持っておいても損はないと思います。
オンタリオ 1−18 Military Machete
「オンタリオ」といえば、米軍御用達で有名です。
その歴史は古く1889年のニューヨークのナポリという街の「オンタリオ・カウンティ」というところで生まれました。
ひしめき合う小枝やツタをナタのようにぶった切るマチェットを60年以上も作り続けていますが、
これがベトナムで大活躍したのです。
これがあれば、道無き道を進むことができるでしょう。
もっともかなり重量があるので、これを振り回せるようになるには、相応のトレーニングが必要です。
オンタリオ SP2 Air Force Survival
もう一本、オンタリオ社のナイフをご紹介。
こちらは空軍が使うことで有名なナイフです。
サバイバルナイフのありとあらゆる機能を有しており、「サバイバルナイフの王者」の異名を持つほどです。
スミス&ウェッソン CK5TBS
銃器メーカーとしてあまりにも有名なS&Wですが、1974年からナイフも作っています。
こちらは折りたたみ式のナイフですが、「エクストリーム・オプス」というモデルで、警察や軍隊、特に特殊部隊にも使用されるナイフとなっています。
そして、もう一本、こちらはシースナイフ
とても頑丈な作りの大型ナイフです。
緊急時にウィンドウを割って進入することもできます。
ベンチメイド 141SBKニムラバス
「それは、ただのナイフではない。ベンチメイドだ」
とまで言われる、サバイバルナイフの代表格。
優れた機能性と高いデザイン性により比類の無いナイフを世に送り出し続けています。
ベンチメイド社の出すナイフはどれもとても機能的なのですが、今回はこちらのニムラバスをご紹介。
現在、同社で最も売れている商品だそうです。
サバイバル、ミリタリー、アウトドアでは包丁のような使い方まで。
本当に万能なナイフです。
154CMステンレス鋼のブレードに、頑丈なフルタング構造。
男であればぜひ持っておきたい一本ですね。
SOG シールパップM37
鬱蒼と茂ったベトナムのジャングル。
一寸先は闇。
生きて帰ることができるのか、まったくわからない地獄の戦場。
そんな戦場を生き延びるためのツールとしてSOGのナイフはありました。
ベトナム戦争を通じて、現代アメリカナイフ産業における一大メーカーに成長したのがSOGです。
「SOG」とは、ベトナム戦争時におけるアメリカ軍の特殊部隊「MACV-SOG」に由来する名称です。
特殊部隊のSEALが使ったのがこのSEALPUP M37。
AUS-8ステンレス鋼の4.75インチのブレードは非常に使いやすい長さです。
加えて、ダイヤモンドパターンのテクスチャーはグリップ力を高めています。
ケーバー U.S ARMY 1219
ケーバー社の歴史は古く、第二次大戦までさかのぼります。
1942年9月、一本のナイフがアメリカ海軍に採用申請されました。
その名が「ケーバー」。
その後改良を重ね、海軍向けファイティング・ユーティリティナイフとして君臨し続け、陸軍や空軍でも採用されるようになりました。
レザーハンドル、レザーシース、黒光りするハイカーボン鋼ブレードは、あまりにも有名で、「ケーバースタイル」と呼ばれるほど。
工芸品としても一流、サバイバルからアウトドアまで広い用途で利用できます。
ネットにある情報のみの受け売りですか?随分間違っています。