ウッドベースとは
ウッドベースというのは、4本の弦がある低音部を担当する弦楽器で、コントラバスとも呼ばれます。
その起源には諸説あるようですが、ヴァイオリンとは,系統を異にするヴィオラ・ダ・ガンバという楽器の進化形態であるというのが一般のようです。
英語では,ダブルベース(double bass。さらに1オクターブ下の音域を担当するため)とか、アップライトベース(upright bass。弦が縦方向に立っているため)と呼ばれています。
ウッドベースはかつて弦楽器界の低音部を統べる楽器として君臨していましたが、1951年にフェンダー社が世界初の量産型エレクトリックベースであるプレシジョンベースの販売を開始すると、プレシジョンベースの圧倒的な携帯性・利便性・廉価性により、活躍の幅を次第に狭めていきました。
しかし現在でもウッドベースのド迫力のルックス、ぶっとくて甘い音色や独特の奏法は愛され続けており、クラシック、ジャズ、ブルーズ、ロック、ロカビリー、ポップスなど様々なジャンルで使用されています。
そして、その魅力にとりつかれるとどうしても自分で弾きたくなってしまうのです。
そんなウッドベースの名演9選
1. Paul McCartney (Heartbreak Hotel)
音楽の全てを知り尽くし、ベースという楽器そのものを再定義した、永遠のベース界ナンバーワンアイドルによる珍しいウッドベースプレイ。
そのポールが憧れまくったエルヴィス愛があふれまくってて、こぼれ落ちてます。
2. Flea (Cabron)
史上最も繊細で緻密なベーシストです(独断)。
繊細さのあまり、照れ隠しでブリッブリでバッキバキになっているのではないのでしょうか。
これもかなり珍しいウッドベースプレイ。
3. Kate Davis (All About That Bass)
2014年最大ヒットのベースチューンです。
たった3つのコードだけで弾ける名曲ですが、これをウッドベースで演奏するとこうなります。
しかし、ケイト・デイヴィス、チャーミングすぎる。
4. Casey Abrams (All About That Bass)
ケイシーは,クマちゃんぽいのに、それでいて渋いです。本当に23歳なんでしょうか?
しかし、ボーカルのヘイリー、チャーミングすぎる。
5. Miche Braden (Livin’ on a Prayer)
ベースも素敵だが、ヴォーカルが素敵です。
ミッチは、ボーカル界のアースラ(リトル・マーメイドの)です。
6. Hajimete no Chu
ビッグバンド風のアレンジだと,どうしてもベースに耳がいっちゃいますね。
7. いかりや長介
日本ナンバーワンベースプレイヤーの1人といっていいのではないでしょうか。
8. いかりや長介 その2
日本ナンバーワンベー(以下略
9. Ray Brown
ベースジャイアント。
ベース界のラスボスです。
ベース力は軽く53万を超えます。
あまりにラクラクとベースを弾くので、ときどきベースがウクレレに見えるとか見えないとか。
以上、ウッドベース名演9選でしたー!
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