宇宙の壮大さがヤバイ
前回、太陽がどんだけすごいか書きました。
ところがですね、太陽ってのは全宇宙で光り輝く恒星の中で大きい方かというと、必ずしもそういうわけではないのです。
宇宙ってのは想像をはるかに超えてヤバイのです。
デカイ星の代表選手=ベテルギウス
オリオン座のベテルギウスは巨大な赤色超巨星として有名です。
なんと直径が太陽のおよそ800倍。
太陽だってあんな超絶デカかったのに、なんとおそろしいこと!
この星を太陽の位置に置くと、地球はおろか、火星まであっさり飲み込んでしまうほどのデカさだそうです。
この絵ではアンタレス>ベテルギウスとなっていますが、ものによってはベテルギウスのほうが大きかったり、そのへんはちょっとよくわかりません。
さらなる巨大星
ドイツの天文学者ウィリアム・ハーシェルは、ケフェウス座に煌く星を「ざくろ星(ガーネット・スター)」と名づけました。
下の画像における「Mu Caphei」 というのがソレです。
この星はベテルギウスをはるかに上回る大きさで、ちょっと前まで宇宙一巨大な星とされていたのです。
直径はなんと太陽の1400倍。
太陽の位置に置くと、なんと木星まで達します。
しかしやはり宇宙は壮大すぎました。
それを上回る大物が存在したのです。
おおいぬ座のVY星です。
この星は今のところ宇宙一大きな星とされています。暫定チャンピオン。
直径は太陽の1800倍から2100倍。
太陽の位置に置くと、なんと土星まで飲み込んでしまい、秒速30万kmの光でさえこの星を一周するのに8時間かかります。
まとめ
次の動画を見てみましょう。
これを見ると、各星の直径は以下のとおりです。
- 地球 12,742km
- 太陽 1,392,500km
- おおいぬ座シリウス 2,338,560km
- 双子座ポルックス 11,136,000km
- アルクトゥルス 22,132,800km
- アルデバラン 61,548,500km
- リゲル 97,440,000km
- りゅうこつ座イータ星(エータ・カリーナ)
- ピストル・スター 473,450,000km
- カシオペヤ座ロー星 630,000,000km
- アンタレス 974,400,000km
- ベテルギウス 1,392,500,000km
- ガーネット・スター 1,976,640,000km
- ケフェウス座VV星 2,400,000,000km
- おおいぬ座VY星 2,900,000,000km
ああ、宇宙ってのはなんて壮大で果てしないのでしょう!
こんなことを知ると、給料が少ないとか、足が短いとか、悩んでるのがアホらしくなって生きる勇気が湧いてきます。
おまけ
ちなみに、こちらの動画もおすすめ。
その巨大な星々とタメを張る超巨大ロポットがたくさん出てきます。
宇宙一大きい星、というのは言い過ぎだと思います、
他の銀河系の中にはもっと大きい星があっておかしくありません、
「上には上がいる」、この言葉は宇宙でも当てはまります。
はくちょう座V1489という2012年時点で最大の恒星があります。
リゲル以前の天体は直径が.1億キロ以下ですが太陽も50億年後には赤色巨星になって現在のリゲルくらいの大きさになります。
リゲルやアルデバランでも十分大きいけど。
アンタレスの方がペテルギウスより大きかったり、小さかったりするのは、巨星が心臓のように脈動するからだと思います。
現在、一番大きい星はたて座UY星です。
やばいっすね
ペテルギウスやばすぎわろた
ペテルギウスヤバすぎワロタ
ペテルギウスヤバ